顔のニキビが気になる人のUVケアのポイント
正しいUVケアで活性酸素を増やす原因となる紫外線から肌を守ることは、
顔のニキビの発生・悪化予防にもつながります。
具体的なUVケアのポイントを、ここでご紹介しましょう。
日焼け止め選びのポイント
紫外線をできるだけカットしようと思うと、
どうしてもSPF値の高い日焼け止めを選んでしまいますが、SPF値が高いほど油分は多くなりがちですし、
成分そのものが肌に与える刺激も強くなる、というデメリットがあります。
それに、そもそも日焼け止めのSPF値どおりの効果を得るには、普通じゃ考えられないほどの量を使わないと無理なので、「日焼け止めだけに頼る」ということ自体が間違いなんですよね。
日焼け止めについては、まずはSPF30程度までの、強すぎないものを選べばいいでしょう。さらに、できれば油分がほとんどない、いわゆる「さっぱりジェルタイプ」や「オイルフリー」のものを選ぶことをおすすめします。
これだけじゃUVケアとして頼りない、と思われるかもしれませんが、大丈夫!
女性ならこの上に「メイク」をしますからね。メイクと日焼け止めのダブルブロックで、紫外線をカットすると考えればいいんですよ。
ファンデーションはパウダータイプを使おう!
日焼け止めとコンビを組ませたい「UVケアグッズ」として利用したいのがパウダーファンデーションです。
なぜパウダーファンデーションがいいのかというと、パウダーファンデーションは「粉」でできており、肌につけたときも粉の密度が非常に高いので、紫外線をはじき返すのにとても役立つんですよね。なんといっても、紫外線がパウダーファンデーションの粉自体を貫通することはほとんどありませんから。
つまり「パウダーファンデーションで大半の紫外線をはじき返し、残りの紫外線を、日焼け止めでブロックする」という
2段構えのUVケアをするのがいい、ということです。
じゃあクリームファンデーションやリキッドファンデーションはどうなのかというと・・・もちろんこれらにも粉は使われていますが、パウダーファンデーションと比べると密度が低いので、紫外線カット効果は落ちてしまうのです。
それに、「肌の負担を軽くする」という点で考えても、パウダーファンデーションを使うのが正解なんですよね。
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは油分が多く、さらに肌にすりこむことで毛穴詰まりの原因にもなりやすいという大きなデメリットがありますが、肌に乗せるようにつけるだけのパウダーファンデーションなら、その心配も少なくなるというわけです。
ちなみに、「パウダーファンデはすぐに化粧崩れする」と思っている人も多いですが、スキンケアの美容液等の段階でしっかりと保湿ができていれば、パウダーでも化粧崩れは起こりにくくなります。近年ではカバー力の高いパウダーファンデーションも増えてきていますので、食わず嫌いをせずに使ってみましょう!